【ポトレ講座】入門(3)「構図」志乃蛍

初心者からのポートレート講座

今回のテーマは、

構図と衣装です。

今回もヒカルスタジオにてモデルさんにお手伝い頂き開催しました講座のまとめです。

構図とは。

日の丸構図・三角構図・黄金比とかシンメトリーとか

いろいろあるけれど。

簡単に言うと、被写体を何処に配置するか?

です。

写真の真ん中に置くのか、横に置くのかを考えたりするのが構図を意識して撮る事になります。

もちろんそんな大雑把な物ではなく、きめ細かい配置やカメラの角度なども考えていくと沢山の撮り方があります。

今回講習で行った撮影方法
・首切りカット
・ローアングル、ハイアングル、目線の位置からの3通りの撮影
・日の丸構図、モデルさんを画面の横において外向き内向きのでの撮影
・最後にモデルさんの目線の位置での撮影→どんな位置にモデルさんが居ても目線を合わせる修行を行いました(笑)

★★

まず、
○首切りカット!

これは、ポートレートで一番気になる構図の一つで、
モデルさんの首の位置に、線が入ると首と同を切り取るようなカットになってしまい良くない構図の代表です。

※地平線や水平線でも同じですがあまり考えすぎると撮れなくなります。

こんな感じで常に首切り位置に線を持ってくる役の人とが、
ひたすらこの作業をやって絶対に首切りではシャッターが切れない体にする修行とかの講座も面白いかもです。

★★★

○寄せた構図(右寄せ内向き)

スペースが開いたほうに、モデルさんを向けると、
前に進んでる印象になります。

○寄せた構図(右寄せ外向き)

志乃蛍

外向きの構図は、背後から追われてる印象になります。

また目線が外に向いていれば、写真の外側に何かあるのでは?と思わせる想像力をかき立てる印象が出ます。

写真に写ってる部分だけでなく外側にも意識を向けるようにすると、
窮屈だった写真が、全体的に広がった印象に変わってくると思います。

○ハイアングル

上から、下からと角度をつけると面白い写真になります。
下からとる場合は、出来た写真はモデルさんが写真を見る人を見下してるようになるので気おつけましょう!

自分が見てる感覚と、モデルさんが見てる感覚両方意識して撮れると良いと思います。

★★★

コスプレ(衣装)の撮り方

コスプレと衣装の違いとは何だ?

ここからは、かなり個人的な見解なのでご了承下さい。

コスプレは、オリジナルのキャラクターがあるので、
撮影する場合は、
キャラクターの何が好きか?
そのキャラクターは、どういうキャラクターかなど、
衣装に注目する+その内面まで見て撮影しないといけないと思います。

・キャラになりきるのか
・そのキャラが好きだというモデルさんの気持ちをとるのか?
についても違ってきます。

なので実習では、衣装に着目することだけを考えて撮影していただきました。

衣装を撮る上で注目すべき点は、大きく2つ

(1)人に注目するのか?
(2)衣装に注目するのか?

(1)の場合は、その衣装の思い入れやとうモデルさんがその服を着ることで感じる何かを捕らえると良いと思います。

(2)の場合は、カメラマンがその衣装のどの部分が好きなのか?衣装のディテールまで深く追っていくと良いです。

今回は、(2)の自分の好きな衣装のパーツに着目して撮影して頂きました。

(例)衣装の耳に注目

志乃蛍 コスプレ撮影

衣装の、パーツをどう活かすかで色々な撮影方法があると思いますので試してみると良いと思います。

以上

今回もオレンジフォトさんにて行われたポートレート講座「初蜜柑」の第三回の講義についてまとめました。

スタジオ:第2スタジオ E&J
モデル:志乃蛍(しのけい)

ありがとうございます。

★★★★

<注意>
自分がぐるぐる回りながら撮るとこうなります。

どうしてそうなったかは是非講習に参加してください♪

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